どうも!不労太郎です。


心理学者のマーク・ザンナ、ロバート・エーベルソンが下記のような面白い実験をしていたので、みなさんにご紹介していきたいと思います。


カルフォルニア州のある幼稚園の子供たちに対して、一人ずつ別室に移動し、6種類のおもちゃをみせ、種類のおもちゃを好きな順に並べてもらった。その後、実験者が『これからちょっと部屋を離れるけど、その間、一番目(一番好きなおもちゃ)のおもちゃ以外ならどのおもちゃでも遊んでもいいよ』と言って部屋を出ます。


だし、この時、何人かには『もし一番目のおもちゃで遊んでしまった場合、おじさんはカンカンに怒るからね。さらに君にはお仕置きをしないといけなくなる』(強い牽制群)ときつく釘をさし、もう一方の何人かには『もし一番目のおもちゃで遊んでしまった場合、おじさんは困ってしまう』(弱い牽制群)と言うだけにした。


結果、どうなったかと言うと、どちらの群も一番目のおもちゃには触れずに言うことを守りました。


しかし、この実験者が本当に知りたかったのは約束を守れるかどうかではないです。


数日後、同じ子供たちにまた6種類のおもちゃをみせ、どのおもちゃが好きかをもう一度尋ねました。


すると、弱い牽制群では実験当初の一番目のおもちゃに対してさほど興味関心を抱かず、強い牽制群では、前にくらべ強い興味関心を抱き、もっと遊びたいと感じたとのことです。


この実験で分かることは、子供、大人に関わらず、あまりダメダメ言うと逆に心理的な反発を招き逆効果になるってことですね。


親から『勉強しろ!』って散々言われて、勉強したくなくなるのが典型例ですね。笑


まぁ上記は家族間の話ですが、会社でも同じことが言えそうですよね。逆に『きみはこれもあれもやらなくていいよ。大変そうだし。早く帰って』みたいなことを言ったほうが逆に働くかもしれないですね。笑


心理学には自分、もしくは他人を動かすコツが隠されているみたいです。


ご武運を!

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