どうも!不労太郎です。


今回は、企業の競争優位性を見つけるための簡単な指標をご紹介したいと思います。ちなみのこの指標は、私が必ずと言っていいほど、チェックする指標です。

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さっそく、結論を述べてしまうと、ROIC(投下資本利益率)です!


『ROICとはなんぞや?』ってひとのために…


ROICとは、税引後営業利益を投下資本で割ることで求められる指標です。この指標をしっかりと見ることで、会社が事業活動のために投じた資本を使って、どれだけ効率的に利益を出したかが分かります。


そもそも、企業の使命は資金を受け入れ、それをプロジェクトや製品、サービスに投資をし、さらに資金を増やすことだと思っています。そのため、ROICでビジネスが優れた会社とそうでない会社を見分ける必要があります。


入ってくるお金より、生み出すお金のほうが多いほど、優れた企業であるはずです。


ROICが10%と20%の企業があるとします。100万円の資本で10万円を稼ぐビジネス、同じ100万円の資本で20万円を稼ぐビジネス…どちらのビジネスを保有する会社の株を買いたいですか?って話です。


こでROICが10%の会社を選ぶ人がいたら、相当な変わりものだと思います。笑


さて、なのでROICが平均的に高い数値を示している企業があれば、その企業はバフェット曰く、『堀がある』状態なのです。


ライバルがたくさんポンポンと出てくるような業界では、すぐに利益の奪い合いが始まるので、ROICは低くなりますが、ライバル企業が出てきたとしても自分の利益を守るビジネス上の優位性があれば、利益がそう簡単に減ることはないし、ROICは比較的維持されます。


そのビジネスの優位性がROICをみるだけでは、何かなのかは分かりませんが、見えないだけで何かはあるのです。その何かを知るためには自分で決算書等で調べるしかないです。


ので私は競争優位性のある企業を手っ取り早く見つけるためにROICを基準に探します。


しかし、ROICが高くても一時的なものもあるので注意が必要です。そういった企業は短期的には良いかもしれないですが、長期的には保有する価値が低いと思っています。


結局。株を買うということは『その会社のビジネスを買う』ことです。そのビジネスが有能であればあるほど株価は勝手に上昇していくもんです。


のビジネスを見つける取っ掛かりとしてROICは極めて重要!


ご武運を!

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