どうも!不労太郎です。


今回は人間が過剰に、つまり、不必要なリスクを取りにいってしまう二つ場面について私の考えを示していきたいと思います。

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ず1つ目が、ハウスマネー効果が発揮される場面です。ハウスマネー効果とは、行動経済学で発見された人間の心理現象で、苦労して稼いだお金よりも、偶然に、幸運に、楽に手に入れたお金は使われやすい、という現象です。


この現象が躊躇に現れる場面がギャンブルで序盤に大勝ちをしてしまったときです。序盤に勝ってしまうと、『まだ時間があるし…もっと勝てるかもしれない』、『どうせなかったお金だし、もっと賭けよう』みたいな心理になります。お金に、なかったお金というラベルが張られることでどんどん使ってしまうのです。


これを株式投資における場面で例えるなら、何らかの理由で親族から1000万円を相続した…や、退職金で1000万円もらった…ときです。


まぁ人にもよりますが、これらのお金を偶然に、もしくは楽に手に入れたと認識してしまうと株式投資で良く分からないリスクの高い企業に投資をしてしまい、結果的に大損する…みたいなことになりかねないです。


こういうことにならない対処法としては常日頃から、お金にラベルをつけない癖をつけることです。家計簿などで分類分けをしている人は陥りやすいので注意が必要だと思います。


つ目の場面が、負けを取り返すチャンスがある、と錯覚してしまった時ですね。株式投資において評価損が自分の閾値を超えてしまったときに、ネット等で『この銘柄は将来10倍になる。その理由は…』などもっともらしい表現をされていると、ごきぶりホイホイにごきぶりが吸い込まれるように罠に引っかかりやすいということです。


そもそも、10倍になる株をホイホイと教えるわけがないです。笑


まぁ大勢の人に買わせることで10倍にはなるかもしれないですが…


この場面の対処法としては、負けは負けときっぱりと認めることですね。オドオドするとサンクコストという心理現象も働いて、沼にハマります。


ってことで、幸運に得たお金で投資をして、さらに負けているときの判断には要注意です。取り返しのつかないことになる前に、人間(自分)の心理を勉強しておくことが必要だと思っています。


ご武運を!

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