どうも!不労太郎です。


今回は【 貨幣錯覚 】という心理作用を紹介したいと思います。

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みなさまが大事に大事にしているお金ですが、一応、名目上は売買を仲介するために使ったり、単位として必要であって、基本的にお金そのものが何らかの作用や心理作用を生み出すわけではない。…と考えられています。


かし、お金=道具(手段)としっかりと理解している人はおそらく少ないでしょう。道具であると理解していたとしても、人間という生き物はそう簡単には合理的な素晴らしい判断を下すとは限りません。


お金で苦しんでいる人がたくさんいるのはこういった理由です。


貨幣錯覚の話に戻りますが、貨幣錯覚とは、人々が実質値ではなく名目値に基づいて物事を判断してしまうことです。本来、紙幣価値の変化を考慮した購買力によって判断しないといけないのですが、金額を通じて判断を行う、ような人間の行動です。


単に言うと、物価が2倍になったとき、給料も2倍なったとします。この場合は、基本的には実質上はプラマイゼロなので、人間が合理的な判断をすると仮定するなら消費行動は変わらないはずです。


しかし、この場合、なぜか消費行動は変わってしまうのです。『給料が2倍になったから買っちゃえー』みたいな感じです。ってな感じで結局、貧乏への道へ…笑


そしてこの現象が、インフレという私たち一般庶民の大切なお金を食い物にする現象を忘れさせてしまうのです。


インフレとは物価があがること、逆に言えばお金の価値が下がる。健全な経済活動が行われれば年1%程度のインフレが起こります。


ちなみに年1%のインフレが72年続くと物価が2倍になります。


ってことはもし、年1%程度で昇給し続けたとして72年後に給料が2倍になったとしても実質値としては何も変わらないってことです。


今の80代、90代のおじぃに初任給を聞いてみてください。おそらく10万円以下でしょう。


それを聞けば、今の人は『すっげー安いじゃん。そんなんでよく生活できたね』って感じになると思いますが、貨幣錯覚によりこのインフレ現象が感じにくくなっているだけです。


とにかくインフレというものをしっかり理解して大事なお金を守る必要があります。


インフレという強大な敵にしっかりと対抗できる武器が実は…あります!


それが株式投資。経済学者が様々な研究をし、科学的にインフレに対抗できるのは株式投資である…と証明されています。


ぁ株式投資をやるかやらない、かは個人の自由なのでどっちでもいいです。でもお金を守りたいなら株式投資一択だと不労太郎は考えますけどね。笑


とにかく、貨幣錯覚に騙されずインフレを理解し、株式投資を始めてアナタの大事なお金を守ってほしい。貧乏にならずにみんなで幸せな生活を…


ご武運を!


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