どうも！不労太郎です。




オキシデンタル・ペトロリウム（OXY）がアナダルコを買収するために357億ドルを支払った後、大幅に債務を増やした会社が、今回のコロナショックによる原油価格急落で乗り切ることができないことを隠したとして、損失を被ったと主張する株主、債権者から訴えられました。


訴えた側によるとOXYは、債務負担を400憶ドルの4倍にすると、石油価格下落で危険水準になり、シェールオイル生産と普通株配当を押し上げる能力を損なうと…


さらに、バークシャー・ハザウェイ社に100憶ドルの優先株を発行したことで、さらに状態が悪化したとも言っています。


まぁ、怒りたくなるのも分かります。配当も大幅減でもれなく株価も大暴落の状態ですからね。シェール石油の雄と少し前まで言われていたのに、今ではフォールエンジェル（堕天使）呼ばわり状態です。


個人的には、長期的にみれば石油価格は1バレル＝40－50ドル付近で落ち着くと思っています。肝心なのは、この1年、2年の期間を乗り切れることができるのかどうかですね。


ただ、株を買う最高のタイミングとは、短期的な見込みがかなり悪く、行き詰まった業界であるときだと考えているので、今は絶好のタイミングなのかもしれないと思っている今日、このごろ…


そういったときのみが唯一、本質的価値から乖離がみられるときだから。


ちなみにバフェットが今も保有している、アメリカン・エクスプレス（AXP）やコカ・コーラ（KO）は極端な業績低下で株価が半値以下になったときに大量購入しています。将来、同じようになるかは分かりませんが、ご参考まで。


石油の需要は減っているかもしれないですが、10年後も20年後も必要なエネルギーであるのは間違いない。そろそろ買い増しに動こうかな。


ご武運を！


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