どうも!不労太郎です。

Screenshot_20200422-210940427_1
城を落とすためには、まず『 堀 』を突破しないといけない。こいつが頑丈だと落とすのに苦労する…。これが企業に例えると『 経済的な堀 』

今回のテーマである『 経済的な堀 』とは、オハマの賢人と言われるウォーレン・バフェット氏が提唱し、特定の企業がもつ、その企業の競争力の強さや、その業界への参入障壁のことを指します。


の考えで大切なのは、企業の価値は将来生み出す現金の総額であるため、長期間にわたって利益を生み出すことができる企業の現在の価値は、短期間しか利益を上げることのできない企業よりも高い。ということになります。


経済的な堀がある企業(つまり、競争力の高さがある企業)は、ライバル社から企業を守り、長期的な収益を獲得することで、投資家にとっての企業価値を高めます。


さて、この『 経済的な堀 』は大きなマーケットシェアを持っている企業なら当然、備えていると考えていいのでしょうか?


普通に考えれば、『マーケットシェアは大きければ大きいほうがいいに決まってるじゃないか!』と思ってしまいます。じゃないと、『どうやってそのシェアを獲得できたの?』ってみたいな感じになってしまいます。


かし、シェア1位をとってもすぐにライバルが出てきて、トップが入れ替わることなんて日常茶飯事です。例えばインテルです。2018年10月にはCPU販売台数シェアが72%あったのにも関わらず、2019年6月にはAMDという会社に抜かれてシェア1位の座を明け渡してしまいました。


インテルの例にみてみると、特にハイテク関連の事業は競争が激しく、一時的に支配的な地位を獲得しても、経済的な堀を構築もしくは維持できないことが失墜の原因です。


まりシェアの大きさはあまり意味をなさず、肝心なのは企業がどのようにしてシェアを獲得したかといことです。


今回、不労太郎が言いたいことは、『マーケットシェアが大きいから、この企業は良い企業とは限らない。大事なのは、このシェアが長く維持できると確信できる何かがあるか、考えよう!』ということです。


の目安となるのが、ROIC(投下資本利益率)やROE(自己資本利益率)です。これらの指標は、企業が投資家の資金からどれくらいのリターンを生み出しているかを教えてくれます。


100円を預けて、150円にしてくれるAさんと、200円にしてくれるBさんがいたらどちらにお金を預けたいですか?相当なドMじゃなければBさんですよね!どちらが効率的にお金を増やしてくれる企業かを教えてくれる指標がROIC、ROEなのです。


投資先を選ぶうえで、不労太郎はかなり参考にしている指標であるということをつぶやいておきます。笑


ご武運を!


毎日の励みになります
クリックお願いします
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村