どうも!不労太郎です。

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今回は、ケロッグ(K)についての財務調査を実施しました。日本では、『コーンフレーク』や『フルーツグラノラ』、『オールブラン』などが有名なのではないでしょうか。みなさんも毎日ではないと思いますが、一度は食べたことがあると思います。

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ケロッグと言うと朝食のイメージが強いですが、意外とスナック菓子も有名です。その一つが『プリングルス』です。スーパー、コンビニに必ず置いてあり、需要の高さを感じます。実際に売上高の3割はスナック菓子が占めるほどです。

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前置きが長くなりましたが、会社概要をのっけておきますね。

ケロッグはシリアルとインスタント食品の米国大手メーカー。主要製品はシリアル「ケロッグ」、クッキー、クラッカー、焼き菓子、シリアルバー、フルーツスナック、冷凍ワッフル、ベジタリアン向け冷凍食品などのインスタント食品。また「Kashi」や「キーブラー」などのブランド名で展開する。製品は17カ国で製造され、世界中の国々で販売される。

Yahoo!financeより引用
さて、ここからは直近10年分の損益計算書のデータをご覧ください。

営業利益

EPS

CF

10年平均営業利益率=13.1%です。同業種のゼネラルミルズ(GIS)は17%なので、少し物足りない感じがします。不労太郎注目のROE(富創造の魔法のテコ)は10年平均で49%と素晴らしいです。しかし、当ブログで以前、紹介した経営能力を示す真のROEでは、6%と経営陣の力の無さが浮き彫りになっています。


なぜ、ROEは10年平均49%に対して、経営能力を示す真のROEが6%という低水準になってしますのでしょうか。それは、単純に配当金を出しすぎて、内部留保できなかったことが原因です。2009年~2018年の各年EPSを足した合計は、29.4ドルです。この10年で出した配当金の合計は18.44ドルにもなります。つまり内部留保した金額は10年で10.96ドル。この10.96ドルが自由に使えるお金になるのですが、EPSは2009年、3.16ドルから2018年、3.83ドルと0.67ドルしか増えていないのです。


ROE=49%は素晴らしい高収益企業です。しかし、配当を出しすぎてEPSを伸ばす、つまり株価を上げるチャンスを自ら潰しているようなものです。

BPS

株式総数

BPSは、増えたり減ったりという状況です。株式総数は少しづつ減らしており、利益を株主へ還元しようとしている姿勢は見受けられます。


補足として、SGA比率は一貫して20%台、直近の支払い利息比率(支払利息/営業利益)は17%と同業種とさほど変わりありません。


純明快!執筆時のケロッグ株価70ドルで購入して、もしROE=約50%で成長したとしても、配当金を出しすぎているため株価の上昇は期待できないです。10年保有しても7%/年(配当込み、PER=15倍で計算)の期待しかもてないです。個人的には、配当を減らしてROE=50%の力で運用していただいたほうが有難いのですが…その兆しが見えたら買うサインかもしれないですね。


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