どうも!不労太郎です。

今回は、ファンダメンタルズ分析で使われる『流動比率』に関して簡単な解説をしていきたいと思います。
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一般的に、流動資産>流動負債が良いされているが…実際どうなの?


そもそも、流動比率とは、貸借対照表に記載される流動資産を流動負債で割って得られる比率のことで、高ければ高いほど、その企業の流動性が優れていると評価されます。


単に言うと、『企業が短期負債に対応できるかどうかが分かる指標』となります。


流動資産 ÷ 流動負債 × 100= 流動比率(%)

流動比率が100%を超えれば良く(短期の借金に対応可能)、100%より低ければ悪い(短期の借金に対応不可)とされます。つまり、不況時に借りているところから『不況でこっちも資金繰りが悪いから短期的に契約しているお金を今、返して』と言われたときに100%を下回る企業は、苦労すると考えられています。


かし、世界長者番付第3位でオハマの賢人と言われる投資家、ウォーレン・バフェット氏は、この『流動比率』に対して否定的です。バフェット氏は、超長期投資に投資することで有名で、永続的競争優位性をもつ企業の株を好んで買います。


もし、流動比率が高ければ高いほど良い企業であると仮定して、世界的優良企業の集まりであるニューヨークダウ30種(一部)の流動比率をみてみましょう。

コカ・コーラ(KO)…86%
プロクター&ギャンブル(PG)…74%
ウォルト・ディズニー(DIS)…89%

…はい。流動比率が100%を下回っています。ってことで、短期的な借金の負債の返済に窮するはずだからこの企業に投資はやめましょう!


はなりませんよね!
永続的競争優位性をもつ企業は、とてつもなく大きな収益力のおかげで、簡単に流動負債を返済できるお金を稼ぐことができます。さらに優良とされる企業は、現金が必要になったとき簡単に市場から調達できます。これも『大きな収益力』のおかげなのです。


優良企業は有り余る収益(お金)を、配当や自社株買いに振り分けます。つまり、その一連の行為が企業の現金保有高を減少させ、流動比率を100%以下に押し下げます。


しかし、安定的に高い収益を生み続けるので、短期的な借金(流動負債)の支払は問題なく行われ、不況時にも困ることがないわけです。


純明快!競争優位性をもつ優良企業を『流動比率』で判断することはできないということを頭に叩き込みましょう。まぁ100%以上あってこしたことはないですが、血眼になってみる数値ではないということです。


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