どうも!不労太郎です。

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鉄道株って資産株とも言うから欲しくなるんだよなぁ…倒産しても土地が残るとも言うし…


投資界では誰でも知っているウォーレン・バフェット氏。その今は亡き師匠であるベンジャミングレアム氏の著書の本からみなさんの役に立ちそうな教えがありましたので、ご紹介します。以下抜粋します。

輸送業界は、激しい競争と厳しい規則によって辛酸をなめた。自動車、バス、航空業界が旅客のほとんどを奪い、これ以外の業種の収益を悪化させたのである。貨物分野でも、トラックが大量の荷物を運ぶようになった。国内鉄道路線の半分以上は、過去50年間に何度も破産状態に陥っている。鉄道銘柄に株価は、総体的に大きな収益を上げるチャンスが何度もあったが、われわれは大躍進そのものにほぼ保障がないと考える。われわれの考えは、投資家に鉄道株の保有を勧めるべき理由はどこにもない。投資家は株を買う前に、自分のお金と引き換えにそれに見合う価値を買うのだから、それ以上のものを求めることは理にかなわないということを認識すべきなのである。



ベンジャミングレアム著『賢明なる投資家』より

記を単純に言うと、『輸送業界はライバルが多すぎて、顧客を奪い合っているからすぐに倒産の危機に至る可能性が高い』です。だからベンジャミングレアム氏は投資家に鉄道株の保有はオススメしないわけです。


しかし、弟子のウォーレン・バフェット氏は北米有数の鉄道会社であるバーリントン・ノーザン・サンタフェ(BNSF)を買収しました。

なぜバフェットは師匠の教えに背いてBNSFを買収したのか?それは、BNSFをコンシューマー・モノポリー(消費者独占型)企業と判断したからです。北米における貨物輸送シェア第1位などが理由ではないでしょうか?そして、他の誰かに経営を託すより、自分で経営したほうが利益をだせると判断したのだと思います。


、結果はどうだったのでしょうか?BNSFは最近の決算で過去最高益を叩き出しました。バフェットの選択は正しかったことが明確に示されました。


バフェットの成功例を出してからでは言いにくいですが、ベンジャミングレアム氏の教えは防衛的投資家や初心者投資家は、鉄道株をむやみやたらに買うべきではないということです。


莫大な資金をもったバフェットだからできたことであって、一般投資家は負けない投資を心がけるのが重要だと不労太郎は考えています。


っと思い浮かんだ、ユニオン・パシフィック鉄道。この銘柄を買おうと思っている方はしっかりと吟味することをオススメします。投資界におけるジジィの教えは素直に聞いたほうが、大やけどせずに済むかもしれませんよ。笑


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