どうも!不労太郎です。

先日、ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハサウェイが、米石油大手のオキシデンタル・ペトロリウムに100億ドル(約1兆1000億円)を投資するというニュースがありました。
OXYは石油メジャーのシェブロンと、米国独立系石油開発企業であるアナダルコの買収をめぐって争っていました。しかし、シェブロンよりより良い条件での買収を提案し、OXYが2019年8月8日に買収を完了しました。その買収の資金力強化のため名乗りでたのが、ウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイであったわけです。(それが上記の100億ドルの投資)
つまり、バフェットはこの買収が利益を生むと判断し、総資産の2%にあたるお金を出したのでしょう。
では、そのOXYの財務情報をみていきましょう。


2015年頃より売上、営業利益、営業利益率ともに極端に下がっています。2016年に関しては赤字を計上しました。しかし2018年にかけてV字回復をしています。

EPSも売上等のグラフと共通し2015年の低下が著しいです。ROEは2014年-2017年を除けば、平均15%とまずまずです。


営業CFマージンは一番低い時でも23%と驚異的です。回復傾向である直近でも40%程度あります。業績低下時でも十分にキャッシュが流入するビジネスであることが証明されています。しかし、BPSは2015年から低下しています。赤字も増配したことで、自己資本を食ったためだと考えます。
次はバランスシート上のデータです。
流動比率…133%
自己資本比率…48.7%
総資産(438億ドル)>総負債(225億ドル)
調べてみて感じたことは、バフェットは2015年付近の業績低下は一時的なものと考えていそうです。実際に、V字回復の兆しが見えます。そもそも、過去の業績でも営業利益率30%を超えており、エネルギー銘柄で考えると驚異的です。しっかりとした経営基盤がありそうです。
執筆時の実績株式益回り…13.4%、実績PER…7.42倍と割安状態です。2015年の業績低下を一時的なものと考えるのであれば、今は絶好の買い場でしょう。配当利回りも8%/年あります。赤字でも増配したのは経営陣が、今後、業績改善が期待できると自信の表れなのかもしれません。
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先日、ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハサウェイが、米石油大手のオキシデンタル・ペトロリウムに100億ドル(約1兆1000億円)を投資するというニュースがありました。
OXYは石油メジャーのシェブロンと、米国独立系石油開発企業であるアナダルコの買収をめぐって争っていました。しかし、シェブロンよりより良い条件での買収を提案し、OXYが2019年8月8日に買収を完了しました。その買収の資金力強化のため名乗りでたのが、ウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイであったわけです。(それが上記の100億ドルの投資)
つまり、バフェットはこの買収が利益を生むと判断し、総資産の2%にあたるお金を出したのでしょう。
では、そのOXYの財務情報をみていきましょう。
企業概要
オキシデンシャル・ペトロリウムは米国の石油とガスの探鉱・生産会社。石油・ガス部門は原油、天然ガス液、コデンセート、天然ガスの探鉱、開発、生産を行う。化学品部門は基礎化学品とビニールの製造を行う。中流工程・販売・その他部門はガス収集・処理工場を操業し、資源の調達、輸送、貯蔵を行う他、パイプラインを所有、運営する。
Yahoo!financeより引用


2015年頃より売上、営業利益、営業利益率ともに極端に下がっています。2016年に関しては赤字を計上しました。しかし2018年にかけてV字回復をしています。

EPSも売上等のグラフと共通し2015年の低下が著しいです。ROEは2014年-2017年を除けば、平均15%とまずまずです。


営業CFマージンは一番低い時でも23%と驚異的です。回復傾向である直近でも40%程度あります。業績低下時でも十分にキャッシュが流入するビジネスであることが証明されています。しかし、BPSは2015年から低下しています。赤字も増配したことで、自己資本を食ったためだと考えます。
次はバランスシート上のデータです。
流動比率…133%
自己資本比率…48.7%
総資産(438億ドル)>総負債(225億ドル)
調べてみて感じたことは、バフェットは2015年付近の業績低下は一時的なものと考えていそうです。実際に、V字回復の兆しが見えます。そもそも、過去の業績でも営業利益率30%を超えており、エネルギー銘柄で考えると驚異的です。しっかりとした経営基盤がありそうです。
執筆時の実績株式益回り…13.4%、実績PER…7.42倍と割安状態です。2015年の業績低下を一時的なものと考えるのであれば、今は絶好の買い場でしょう。配当利回りも8%/年あります。赤字でも増配したのは経営陣が、今後、業績改善が期待できると自信の表れなのかもしれません。
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