どうも!不労太郎です。

今回は、行動ファイナンスの研究者であるリチャード・セイラーの研究結果の一部をご紹介していきます。


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ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者、リチャード・H・セイラー氏


その研究結果とは、『たまたま発生した事象を重視しすぎて、自分がトレントをつかんだと考えてしまう』というものです。


さらに、最新の情報が最重要視される傾向があり、その情報で今後の推定をすると、セイラーは付け足しています。


例えば、最新の損益計算書で利益がでるシグナルを見つけた…と他人が気づかないことを見つけたと勘違いし、表面的な理屈を手当たり次第に探し、さっさと判断し購入してしまうことが言えます。


これには投資家独特の自信過剰な状態が原因かもしれません。『自分はデータを他人よりも明確に理解し、深い意味を読み取った!』と勘違いしがちです。


らに、『人々が悪い話には過剰反応し、良い話には対して反応が鈍い』ということも明らかにしました。これを過剰反応バイアスと呼びます。


つまり、短期的な損益がよくないというニュースが出回ったとき、投資家に最もよくある行動として挙げられるのが、唐突で浅はかな過剰反応(狼狽売り)です。


イラー氏は『短期的な損益を重視しすぎることを投資家の【近視眼性】と呼び、負ける要因となるため月次報告書は受け取らないほうがよい』と忠告をしています。さらに、バリュー株投資の父と呼ばれるベンジャミングレアムも、著書で『投資家にアドバイスをするなら、年間収益を気にするな』と同じような忠告をしています。


ここで面白い実験の結果を紹介します。過去5年間の株価の上昇レベルによってランク付けをした70銘柄を使って、株価上昇を認めた勝ちポートフォリオ(35銘柄)と株価下落を認めた負けポートフォリオ(35銘柄)作り、5年間保有をしてみたという実験です。




果は、負け組ポートフォリオが勝ち組ポートフォリオに勝利しました。(正式では、負け組ポートフォリオの方が勝つ確率が高かった)つまり、最新の情報のみを優先してしまった群での成績がよろしくないということになります。


では、このような負け組投資家にならないためにはどうしたらよいのでしょうか?まず1つ目は、株価や報告書をチェックするのをやめる。やめることで、過剰反応バイアスの罠にひっかかる確率を下げることができます。2つ目は、財務諸表の1つであるバランスシートを最重要視し企業の株を買う。ということです。企業の価値はたかが1年や2年程度ではそう変化しません。なので、例えばですが、流動資産のみで全負債を上回り、なおかつ、低株価純資産倍率で低株価収益率の株を買うとか…


そうすれば、ぼったくられる確率(つまり負ける確率)がかなり減ると思っています。みなさんお気づきだと思いますが、今の人気株、iPhoneで有名なapple、株価純資産倍率10倍ですよ!?1万円しか入っていない財布が10万円で売られているのと一緒ですよ。まぁ確かに、その財布を買えば年で3000円増えるかもしれないですが、9万円のプレミアを払うのが正解かどうかってことです。


まぁとりあえず、株価の毎日チェックするひとはできるかぎりやめましょう。していないひとは継続で!

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