どうも!不労太郎です。
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意外と知られていない『申請すればもらえるお金』についてまとめてみました。老若男女とわず知っておいたほうが良いと思う内容です。




日本の社会保障は世界最高水準



日本の社会保障は世界最高水準です。アメリカでは誰もが気軽に医療を受けれらるわけではありません。民間の高い医療保険に入らなければ、ただの風邪の受診で数万円請求されることもあります。

日本では国や自治体が命や安全を守る仕組みのほかに、豊かに生きられるよう支援制度を作り、予算を組んで税金で運用されています。まずはどんなお得な制度があるのか知りましょう!知らなければ利用するという選択もできません。

申請すればもらえるお金①『高額療養費制度』

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1か月の医療費の自己負担が一定の額を超えた場合、超えた分が健康保険から給付される制度。

入院手術で100万円かかり、3割負担で30万円払ったとしても、一般的な所得の会社員では約9万円が自己負担限度額になります。つまり、約21万円が払い戻されます。

【対象者】
健康保険に加入している人で、1か月の医療費(自己負担分)が自己負担限度額を超えた場合の人

【ポイント】
①医療費の額は、医療を受けた人ごと、医療機関ごと(さらに外来と入院も別、医科と歯科も別)に計算され、それぞれの合計が自己負担限度額を超えた場合に給付の対象となる。

②1か月とは各月の1日~月末まで。例えば、2月20日~3月10日の入院で2月分が6万円、3月分が5万円の場合は、どちらも対象とはならない。

③事前に『限度額認定証』を提出すれば、窓口での支払いが自己負担限度額までで済む。

【届け出先】
会社員は、勤務先を通じて健康保険組合・協会けんぽ、国民健康保険加入者は市区町村へ届け出る。

申請すればもらえるお金②『医療費控除』



1月~12月までに自己負担した医療費が10万円(または所得の5%)以上かかった場合、10万円を超えた分が所得から差し引かれる制度。

【対象者】
自己負担した年間の医療費が10万円を超えた人(生計を同じくする家族全員分を合算可能)
※遠く離れた両親の医療費分も控除可能

【ポイント】
①控除を受けるために確定申告が必要。会社員は所得税を天引きされているため、安くなった分が還付される。

②上記の『高額療養費制度』を利用した場合、医療費から差し引く必要がある。

③家族全員の医療費を合算できるため、収入の多い人が控除するのが一番有利。

【届け出先】
税務署(確定申告)

申請すればもらえるお金③『高年齢雇用継続基本給付金』



定年後も同じ会社で働き続けるものの賃金が下がってしまう場合、60-65歳に到達する月まで給付金が支給される制度

【対象者】
・60歳以上65歳未満
・雇用保険の被保険者期間が5年以上(60歳以降に失業給付を受けていない)
・60歳以降、毎月の賃金が原則として賃金月額(60歳になる直前6か月の平均賃金)の75%未満で、かつ支給限度額(36万169円)以下

【届け出先】
ハローワーク
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申請すればもらえるお金④『高年齢再就職給付金』



失業給付の基本手当を受給中の高齢者が、支給期間を100日以上残して再就職をしたものの、以前より賃金がさがってしまったという場合、60-65歳に到達する月までであれば、給付金が支給される制度。

【対象者】
・前の会社を離職したときに雇用保険の加入期間が5年以上
・60歳以上65歳未満で基本手当を受給中に再就職した場合
・再就職する前日までに、基本手当の支給残日数が100日以上
・再就職後、毎月の賃金が原則として賃金月額(60歳になる直前6か月の平均賃金)の75%未満
・再就職先の会社で雇用保険の被保険者となる

【届け出先】
ハローワーク
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申請すればもらえるお金⑤『埋葬料 など』



家族や知人が故人を埋葬する際に、故人が加入していた健康保険から埋葬料が支給される制度。
※家族じゃなくても知人が埋葬した場合でも支給される

【対象者】
健康保険に加入していた故人を埋葬した人

【ポイント】
①一律5万円が支給される

②実際にかかった費用を5万円の範囲で支給。認められるのは葬儀代、霊柩車代、僧侶への謝礼など。葬儀に参列した人の接待費用などは含まれない。

③死亡した翌日から2年で時効になる。

まとめ


『申請すればもらえるお金』のまとめはいかがだったでしょうか?実は、ほかにも申請すればもらえるお金は存在します!今回は、最低限しっておいたほうがよい制度を紹介しました。

医療費関連では、遠くにすむ家族全員が医療費控除で合算できるため、かなりのお金を節約することができます!使わないと損です。人生、損して生きたくないですよね。笑

その他には、人生100年時代、定年という概念が薄れてきます。60歳を超えると自動的に役職が亡くなり、給料がさがる人には給付金はかなり有難いと思います。若い世代は自分の親にこういう制度があるということを教えてあげてはいかがでしょうか。


制度を知って、制度を上手く利用し、よりよい生活に生かしてみてください。

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